旋光計 オートポール1

 オートポール1 旋光計

エントリーレベルにふさわしい低価格を実現しつつ、基本光学系は上位機種と同じ仕様を採用しています。教育機関での導入や原料受入れ現場での品質管理、導入コストを抑えたい用途など幅広いアプリケーションに最適です。その他、目的に合わせて必要なオプションを追加することにも対応しています。

基本仕様

  • 測定波長 1波長のみ 589nm (D線)その他の測定波長への変更も承ります。
  • 測定精度 0.01°
  • 内蔵温度計 Temp Probe 搭載 (試料温度の計測が可能)
  • Windows 組込専用OSの採用で、USB、LANポートが利用できます。
  • ユーザーエリア 約4GBに測定データを保存可能
  • タッチパネルによるグラフィカルなユーザーインターフェイス
  • 多言語操作パネル(日本語選択可)

工場オプション

  • TempTrol™高精度試料温度制御 100mm/200mm指定可
  • AP-Option (Accuracy Plus) 測定精度向上オプション ±0.004°(全角度範囲)
  • USR-Option(User Selectable Resolution) 表示分解能選択オプション 0.01/0.001の選択可
  • 21 CFR Part11 ソフトウェア (電子署名・電子記録)

妥協のない高性能な光学系

エントリーレベルの装置であっても基本光学系への妥協はしません。ルドルフ社の最大の特徴とも言える光学系へのこだわり、低価格な装置であってもコスト重視で装置を設計したりはしません。ルドルフ社のオートポール シリーズ旋光計はすべてのモデルで、旋光計の心臓部にグラントムソン・カルサイト(方解石)を採用しています。一般的に使用、採用されているプラスチック製偏光フィルム、ダイクロイックシート偏光子は使用していません。

旋光計の光学系構造において、心臓部である偏光子はどうしても光源近くと検出器近くに配置する必要があります。光源は発熱体であることから熱の影響を受けやすいプラスチック製の偏光子では安定性・耐久性に欠け、使用年数により性能が維持できなくなります。一方、ルドルフ社が採用しているグラントムソン・カルサイト偏光子(方解石)は複屈折する石の特徴から生まれた偏光子で、熱による影響はほとんど無視できる耐久性を持っています。また無色透明な偏光子の為、光線の透過率も高く着色フィルム偏光子に比べると明るい光学系を保つことができ、消光比も桁違いの性能を得られる為、着色試料溶液の測定に優位であり、ゼロ点の安定性が極めて高いことが特徴です。

内蔵温度計 Temp Probe 搭載

試料室には試料溶液温度を計測できる温度計が内蔵されており、試料溶液の温度を計測し、測定画面に表示・記録します。内蔵温度計の測定精度は±0.1℃、計測可能範囲は10℃~100℃です。当然、内蔵温度計のバリデーション、校正も可能であり、装置管理画面より校正を行うこともできます。その他、恒温循環水槽を接続し使用される場合や工場オプションのTempTrol を使用する場合は専用の温度バリデーションツールが付属します。Temp Probeの接液面は強靭なガラスコートが施されており、旋光度測定におけるほとんどすべての溶液に耐久性があり長期間安心してご利用いただけます。

豊富なアクセサリー

長い歴史の中で培われた専門的な技術から生まれた豊富な旋光度測定用のアクセサリは、あらゆるアプリケーションにもお役に立てます。50種類以上の測定セルは貴重な試料溶液をできるだけ少量で測定できる小容量セルや、光路長も100ミリをはじめ 10mm/20mm/50mm/200mm と豊富なラインナップから選択できます。更に自動化用、インライン用、注ぐだけで溶液を導入できるファンネル付き測定セルなどもございます。

NISTトレーサブル2次標準石英偏光セル(Quartz Control Plate = QCP) アクセサリによる装置の精度管理が可能です。QCPには校正証明書が付属し、トレーサブルですので精度管理に最適です。使い方はとてもカンタン、試料室において測定スタートボタンを押すだけです。もちろん装置の校正にもご利用いただけます。詳しくはアクセサリーページでご紹介しています。