旋光計 オートポール4

オートポール4 旋光計

他社を圧倒するハイエンドな光学系を採用し、必要な測定波長を1波長のみ、2波長搭載、6波長搭載と選択できます。試料温度制御機能もTempTrol™搭載あり・なしが選択でき、研究開発から品質管理まで幅広いアプリケーションを高精度で応えるハイエンドモデルです。次世代にふさわしい入出力インターフェイスを搭載し、基本OSに組込専用Windows®を採用することで、USB接続可能な機器を利用し更に便利にシステムアップも可能。LANポート接続を行えば、社内ネットワーク経由でサーバーへのデータ送信も可能です。

基本仕様

  • 1波長モデル(589nm), 2波長モデル、6波長モデルから選択
  • 測定モード 1回測定、複数回測定、継続測定(キネティクスモード)
  • 測定精度 1°以内±0.002°、5°まで0.2% 5°以上0.01°
  • 分解能0.001° オプションにより最大0.0001°の表示可能
  • TempTrol™試料温度制御機能の選択可能

工場オプション

  • AP-Option (Accuracy Plus) 測定精度向上オプション ±0.002°(589nm/546nmにて全角度範囲)
  • USR-Option(User Selectable Resolution) 表示分解能選択オプション 0.01/0.001/0.0001の選択可
  • 比旋光度の表示桁数0.01/0.001/0.0001の選択可
  • 濃度入力ケタ数 小数点以下6桁まで対応
  • 工場ラインに組込む産業システムへの拡張

世界中で愛され続ける理由

全世界に約8000ユーザー以上を誇るルドルフ社の製品ラインナップは常に革新的、信頼性、耐久性に支えられています。オートポール4旋光計も1990年代から現モデルで3代目となり常に進化を遂げてきました。選ばれている理由をここに少しご紹介します。

8インチ カラー液晶タッチパネルのユーザーインターフェイスは視認性もよく、各メニューへはほとんどがグラフィカルなアイコンで表示され使用する方も直感的に操作できます。例えば測定結果レポートを印刷したい場合はどのボタンを押しますか?迷うことなく操作できるインターフェイスだからこそ選ばれています。

最新のソフトウェアでは基本OSにWindows を採用することで、多言語ユーザーインターフェイスを実現しました。もちろん日本語も選択可能となり、より親しみやすく、使いやすい操作パネルをご利用いただけます。

 

 

最大200mm光路長セル対応の試料室

オートポールシリーズ 全てのモデルで200mm(20cm)セルに対応した試料室です。国際糖度測定のアプリケーションをはじめ、一部のUSP,EPで指定されている200ミリセルでの測定にも準拠。特に旋光角の小さな試料に対して有効です。国際化が加速する各国の規格に備えて装置を選択することも重要です。

選べる試料温度制御

旋光度測定において、様々なアプリケーションに対応する為オートポール4では試料温度制御を選択することができます。ルドルフ社だけの特許技術である高精度試料温度制御機能 TempTrol™テンプトロールは試料温度をわずか±0.2℃精度範囲で指定された温度に制御し自動的に測定を行います。

恒温水循環装置での温度制御もお任せください。試料検体数が多く、試料溶液調整にも恒温循環水槽を利用したいなどのニーズにもルドルフ社は応えます。温度精度は水流の強さや恒温水槽の精度に依存されますが、ルドルフ社では恒温水槽接続専用の温度バリデーションセルもご用意しています。また、恒温水槽接続用測定セル(ジャケットセル)はすべてクイックリリース方式のコネクターを採用し、取付・取外しが用意でメンテナンス性も抜群です。

 

 

 

 

データ出力・測定結果レポート

測定結果レポートはGLP/GMP準拠フォーマットで出力が可能で、装置本体にPDFファイルでも保存されます。ネットワーク接続の場合では、PDFレポートを社内サーバへ自動エクスポートもでき、USB接続された外部保存ディスクへも出力可能です。その他の用途として、研究開発や統計処理を行いたい場合などにテキストデータでの出力にも対応しています。テキストデータ出力のファイルは一般的なテキストエディタをはじめ、エクセル、ワードでもファイル操作が行えます。

オプトアウトする測定結果レポートを貴社の完全な報告書として利用できるように、ロゴマークを付与する機能も追加され完全な報告書としてそのまま手間を取らずに提出が可能です。

 

LIMSへの接続対応

近年、LIMS(Laboratory Information Management System)の導入が企業内で進み更にネットワーク化され、情報の管理を行う企業が増えています。オートポールシリーズは柔軟な外部出力機能を備えており、RS-232シリアルポートからの出力、LANポートからのPDFファイル出力に対応しています。最新のLIMSシステムでは分析機器個別にクライアントを介せず、直接サーバへのデータ送信で一元管理されます。従来のクライアント管理型のLIMSシステムの場合は測定データをRS-232を経由しデジタル信号でクライアントへ送信し処理されます。

測定波長 1波長、2波長、6波長搭載より選択

一般的に頻度が多い測定波長は 589nm ナトリウムD線であり、オートポールではハロゲンランプと波長フィルターの組合せにより測定波長を選択しています。日本薬局方 第17局に準拠しており、その他世界各国の局方にも準拠しています。(USP,EP,BPなど)その他の測定波長は 365nm, 405nm, 436nm, 546nm, 633nm が多く、USPでは一部の規格にて他の波長が指定されており、こちらにも対応しています。また、研究開発の目的として、短波長を利用することで旋光角が大きくなり、旋光角が小さな物質や濃度の薄い物質などの確認に使用します。

妥協のない高性能な光学系

ルドルフ社の最大の特徴とも言える光学系へのこだわり、ルドルフ社のオートポール シリーズ旋光計はすべてのモデルで、旋光計の心臓部にグラントムソン・カルサイト(方解石)を採用しています。一般的に使用、採用されているプラスチック製偏光フィルム、ダイクロイックシート偏光子は使用していません。グラントムソン・カルサイト偏光子は無色透明な偏光子である為、透過率も高く、消光比も一般的な偏光子に比べて桁違いです。

心臓部の偏光子はメーカー永久保証

 

必要なものは全て含まれています

導入時や更新時に付属品が不足していることに気づいたり、標準付属していると思っていた商品が別途オプションであったりとよく聞く話です。オートポール3ではそんな悩みや問題はありません。導入後すみやかに移行していただけるように、必要なアクセサリ類はすべて標準付属しています。

バリデーションパッケージ

新たに工場オプションとして選択できるようになった TempTrol™(高精度試料温度制御機能)により標準付属するアクセサリが異なります。特に医薬・製薬業界で必要であるバリデーションに対応したアクセサリパッケージをご用意し、導入後すみやかに移行していただけるようにしています。

バリデーションパッケージの詳細は以下の写真を参考にしてください。TempTrol 専用測定セル(40T-5.0-100-2.0)1本、NISTトレーサブル2次標準石英偏光セル(QCP 校正証明書含む)、温度バリデーションセル、ガラス基準温度計(校正証明書付き)点検治具、予備光源が含まれています。

TempTrol™搭載モデルを選択されない場合、アクセサリーパッケージが選択されます。測定セル2種類 1:標準ガラスセル100mm光路長 2:ジャケット型ガラスセル(恒温水槽への接続が可能)、日常点検や校正点検に利用できるNISTトレーサブル2次標準石英偏光セル(Quartz Control Plate= QCP) 校正証明書が付属します、点検治具、予備光源が含まれています。

測定セルはルドルフ社の50年以上の経験から50種類以上の測定セルをご用意しています。例えば100mm 光路長と200mm光路長セルの組合せや、取扱う試料溶液の種類により使い分けをする測定セルなど多種多様な測定環境に最適な測定セルをご提供します。