有機溶剤、強酸、強アルカリなど測定セルを手に持って試料導入することに不安を抱くユーザーの声からFill StationTM(フィルステーション)は生まれました。
Fill StationTMは専用測定セルと合わせて使用することで、試料溶液を測定セルに導入する過程を目視で確認しながら作業でき、測定セルを試料室へ配置する前に気泡の有無を確認できます。安全性と作業効率を考えたアクセサリーです。
有機溶剤、強酸、強アルカリなど測定セルを手に持って試料導入することに不安を抱くユーザーの声からFill StationTM(フィルステーション)は生まれました。
Fill StationTMは専用測定セルと合わせて使用することで、試料溶液を測定セルに導入する過程を目視で確認しながら作業でき、測定セルを試料室へ配置する前に気泡の有無を確認できます。安全性と作業効率を考えたアクセサリーです。
Fill Station はあらかじめ理想の傾斜がついています。
背面が手前になるように測定セルを置きます。
右の照明スイッチを入れます。
測定セル右側(傾斜の低い方)からゆっくりと試料溶液を注入します。
気泡確認窓は試料を充填し始めると暗くなります。気泡が消えてきれいに充填できると、再び明るくはっきりとした光が見えます。
旋光度測定に必要不可欠な測定セルは常に、堅牢で、使いやすく、メンテナンスが容易であることを考慮して設計されています。豊富なラインナップはユーザーの声を反映して開発、製造されています。
旋光度測定に必要不可欠な測定セルは常に、堅牢で、使いやすく、メンテナンスが容易であることを考慮して設計されています。例えば、分解洗浄、超音波洗浄、アセトンやメタノール・エタノール等アルコール類での洗浄に対応など、豊富なラインナップはユーザーの声を反映して開発、製造されています。
Type 60T
シリーズ4に新しく追加された専用測定セル、40Tと同様に接液部はセラミック、注入口はETFEを採用。
熱伝導部の容量が大きく、試料室へ確実な接地ができるよう中央部に固定ネジを装備しています。AutoFillTM機構を装備したモデルに対応するフロースルータイプもあります。
*使用期間内永久保証 対象商品
Type 40T-C
接液部はセラミック、注入口はETFEを採用し、耐薬品製が向上しました。
強酸・強アルカリのアプリケーションには最適。分解洗浄も可能です。100mm光路長セルでは容量2ml,0.9mlの2種類を用意しています。
*使用期間内永久保証 対象商品
Type 40T
標準タイプはセル内部にステンレスSUS316を採用。注入口はデルリンのルアーアダプター形状のため、市販のディスポシリンジやピペットチップが適合します。
アルコールやアセトンなど溶媒で洗浄し、付属の専用レンチで簡単に分解洗浄でき、セルボディを含む全てのパーツを超音波洗浄できます。
Type 41T
ファンネル付きのセル。フラスコやビーカーから直接注ぐだけで試料溶液の充填と排出ができ、検体数をこなす試料に最適です。
Type 14
パイレックスガラス製。試料は中央から注入します。簡単に気泡が抜け、両端も手で簡単に取り外すことができるため洗浄も簡便です。
Type 14J
Type 14に恒温循環水槽接続のジャケットを付けたタイプです。試料温度の制御管理が必要な場合はこちらを選択ください。水槽との接続はクイックコネクターなので、簡便に取付け、取外しできます。
Type 29/29J
フロースルータイプのセル。全てステンレスSUS316で作られており、両端は手で取り外せるのでメンテナンスしやすくなっています。
Type 30
試料溶液をフラスコから直接注ぐ注入口を設けており、簡単に試料を注入できます。全てSUS316製で、両端を簡単に取り外せるためメンテナンス性に優れています。
Type 30J
Type 30に循環水槽用のジャケットを付けたタイプです。 注入口に装置内蔵の温度計を挿入し、試料の溶液温度管理が可能です。
Type 32
小容量測定セルは、貴重な試料を無駄にできないアプリケーションに最適です。注入口はルアー形状またはHPLCとの接続も可能な配管キット付き。様々なアプリケーションに利用できます。
Type 32J
ジャケット付き小容量測定セルはステンレスSUS316で作られいるため耐久性に優れています。水槽との接続も同じくクイックコネクターです。
Type 33
温度センサー接続ポートを装備した測定セルでは両端に2カ所の温度センサー取付け口を設けています。片側は実試料温度を計測できる口で、反対側はセル温度またはジャケット温度を計測できます。
内蔵温度計またはオプションの温度計を接続し、より正確な温度管理が可能です。
特殊なアプリケーションであっても、まずは お問い合わせ ください。専門のプロダクションチームが解決し、最適なセルを提案します。
一般的に旋光計の精度確認には標準試薬を用いて、ショ糖溶液26%を測定することがJIS規格で定められています。(JIS K0063、JIS K8383)
しかし、標準溶液を調整するには、乾燥工程から始まり、精度を要求される秤量作業、溶液温度を管理するための恒温循環水槽など、全てにおいてトレースできるものが求められいます。更にヒューマンエラーにも配慮し、精度の良い標準溶液の準備は機器管理者にとって煩わしい作業の一つです。
以下の日本薬局方の規定により、NISTトレーサブル2次標準石英偏光セル(QCP: Quartz Control Plate )を旋光計に必要不可欠な精度管理や校正点検に使用できます。
実際に日本国内の多くのオートポール ユーザーが、日常的にQCPで精度管理や校正点検を行っています。
使い方はかんたん。試料室に置いて測定結果を待つだけ。装置精度の判定もメソッド登録しておけば自動的に判断してくれます。
日常的な確認には、トレーサブルな石英板を使用することができる。
引用元:日本薬局方 第16局第一追補
プラス側標準タイプ をはじめ、マイナス側 や角度指定のカスタマイズまで、その他1本でプラス側/マイナス側/小さい角度の3点の校正値をもつタイプまで用意されています。
両側に偏光子を取り付けている状態では、小さい角度として利用でき、片方ずつ取り外す事で、それぞれプラス側/マイナス側の標準セルとして利用できます。
EP(ヨーロッパ局方)では旋光角の直線性を確認することが推奨されています。
589nm D線のみの校正値ではなく、他の波長も旋光角が刻印されています。
他の測定波長を使用しているアプリケーションでも確実に測定精度を管理できます(写真QCPラベル参照)。
国際糖度スケールも対応しています。ISSスケールで使用される4種類の波長についても、ISSスケールの値で精度管理できます。
標準セルの定期的な再校正も求められています。石英偏光子は基本的に変質しない物質とされていますが、ルドルフ社では定期的な再校正を推奨しています。
2010年ルドルフ社はNVLAP認証を取得。
NIST認証の校正機関として検定作業を行い、試験成績書にはトレーサビリティの証明としてロゴが記載されます。
旋光計メーカーでは 唯一ルドルフ社だけが NIST認証機関と登録されています(2010年にNVLAP認証を取得)。そのために石英セル再校正の際には、自社で値付けと試験成績書の発行ができ、成績書にはトレーサビリティの証明としてロゴが記載されます。