密度比重計 DDM 2911

DDM2911 密度比重計 小数点以下5桁の高精度モデル

測定精度 0.00005g/cm³
温度精度 0.03℃

測定再現性 0.00001g/cm³
温度再現精度 0.01℃

表示分解能 0.00001g/cm³
表示温度  0.01℃

DDM2911密度比重計は小数点以下5桁までの高精度と高い再現性をもつ振動式デジタル密度比重計です。シリーズ初代となるDDM2911は2007年の発売以来、特許のライブビデオビュー機能(VideoView™)を採用し、振動式密度比重計で測定エラーの原因となる微細な気泡を試料導入時からライブビデオで観察することができます。その後モデルは進化を続け、最新のモデルでは測定セル部全体が観察できる機構を採用しています。特に試料検体が多種多用なアプリケーションや研究開発分野での威力を発揮し、日本国内をはじめ世界中の医薬品、化学工業、食品・飲料、香料や石油化学の分野で活躍しています。

DDM 2911 Laboratory Density Meter

医薬・製薬分野

  • GLP/GMP環境で求められる複数回測定からの平均値、偏差値、最大値。最小値の表示
  • IQ/OQ/PQ バリデーション対応(日本語対訳フォーマットをご用意しています)
  • 原料受入れから製品の出荷確認など品質管理
  • FDA 21CFR Part 11電子署名・電子記録に完全準拠
  • 世界各国の局方 USP 29<841>, JP(日局*1), BP and EP に準拠
    (*1_日本薬局方 第17局 2.56 比重及び密度測定法 第4法)

石油化学分野

  • JIS K0061 化学製品の密度及び比重測定方(7.3 振動式密度計法
  • JIS K2249  -1 原油及び石油製品 - 密度の求め方- 第一部 振動法
  • 各国の測定規格に準拠 ASTM D1250, ASTM D4052, ASTM D5002DIN 51757ISO 12185,
  • ASTM D4806, IP 365, 及び ASTM D5931
  • 原料受入れ確認試験や新規製品開発の研究
  • 空気、水の他、3点校正が可能(石油化学向け標準品の使用)

化学工業分野

  • 様々な密度単位換算が可能  Kg/m3, g/cm3, g/ml, pounds/gallon, 比重, ボーメ等
  • 濃度換算式による濃度管理や純度管理: %, molarity, normality, mole fraction, ppm,
  • 製品の混合比率確認試験
  • カスタマイズ可能な濃度換算テーブルの作成やカスタム測定メソッドの作成

食品・飲料分野

  • Video View™機能により気泡の混入しやすい試料の確実な測定に
  • 日本酒・ビール・ワインなどアルコール分の測定及びエキス分の測定に
  • 調味料・糖液・シロップなどBrix単位による濃度測定
  • 植物油などの濃度・純度管理に

FDA 21CFR Part11 電子署名・電子記録に準拠

ルドルフ社製品で採用されている 21CFR Part11ソフトウェアはすべて共通システムを採用しており、FDAの指針に完全準拠しています。搭載される21CFR11ソフトウェアは旋光計オートポールシリーズ及び屈折計J Seriesでご利用のお客様では同じ内容でご使用いただけます。Audit Trail 監査証跡も自動的にバックアップが可能で、PDFフォーマットで出力可能です。測定結果は本体内にパスワード保護されたPDFで保存されます。

 

FDA 21 CFR Part11 リンクへジャンプします。コチラ(英語サイトです)

校正標準溶液

ルドルフ社ではNIST、UKASなど様々な校正用標準溶液を販売しています。すべての校正用標準溶液は校正証明書が付属し、目的に応じた標準試料をご提供できます。

GMP/GLP準拠の安心感

DDMシリーズはGLP/GMPに準拠しています。装置校正は2点校正・3点校正が可能となっており、一般的に行われる空気と水による装置校正の他、お客様のアプリケーションに合わせた測定範囲に近い3点目の校正を行うことが可能です。すべての測定メソッド内容や装置設定内容など記録し、レポート出力も可能です。装置の定期的な点検記録も自動的に行われ、実施日、結果など本体内に保存され、いつでも呼び出し、出力が可能です。装置の性能確認試験や校正実施についてはユーザーでリマインダー設定することもでき、性能確認試験を合格しない場合は装置の使用を制限する機能も搭載しています。

 

Windowsベースの安全性と柔軟性

基盤システムに安全性の優れている組込専用OS Windows Embedded を採用しています。ルドルフ社ではいち早く製品ライナップである旋光計オートポールシリーズ、屈折計JSeries、密度比重計DDMシリーズに採用しました。組込専用OSの利点であるセキュリティ性に優れ、USBポート、LANポートによる拡張性は柔軟に対応しています。

DISK Protection ディスクプロテクションによる安全性

LANポート接続ネットワーク内にDDMを接続しても、ディスクプロテクションにより完全に守られています。

PCウィルス、マルウェアなど外部からの書き込みは一切行われず、装置で取得した測定データのみ保存されます。

柔軟性に優れた入出力ポート

5つのUSBポートはWindowsならではの柔軟性があり、市販されているUSB接続機器(例えば、マウス、キーボード、バーコードリーダー、プリンターなど)プラグ&プレイで使用できます。専用のドライバーソフトウェアのインストールや設定など一切必要ありません。その他、ソフトウェアやファームウェアのアップデートなどもUSBメモリー経由で行え、測定データのバックアップや直接出力もUSBポートを経由して接続されたドライブへ保存することも可能です。

Video View™ ビデオビューの利点

振動式密度比重計の測定において、一番の難点は気泡混入による測定エラーと言われています。これは測定原理からU字形状の測定セル部に試料溶液導入時に気泡が混入することで、正確な密度値が得られなくなるからです。

ビデオビューはそんな悩みから解放してくれる機能 (特許技術)

測定セル部全体を表示しているメインスクリーンからタッチするだけで、測定セル部を6倍・10倍表示してくれます。最新モデルでは測定セル部全体をスキャンして表示することも可能になりました。更に表示される映像はリアルタイム(Live)ですので、移動する微細な気泡まで確実に確認いただけます。ビデオビュー機能は試料溶液の導入時だけでなく、クリーニング中のセルの状態も確認できたり、測定中のセル内部をライブ観察できます。

Laboratory Density Meter Video View

 

多種多様なアプリケーションに測定メソッドをご用意しています

工場出荷時には密度比重計で利用されるほとんどすべての測定メソッドが収録されています。その他、お客様のアプリケーションに合わせたカスタムメソッドの作成も行えます。測定メソッド選択時のヒューマンエラーを防止する為、不要なメソッドを非表示にするなど、使う側にうれしい配慮もできます。

Laboratory Density Meter Screen -03

メソッド編集画面(上図)密度比重計を使用したアプリケーションでは様々な濃度測定に特化したメソッドも使用されます。一般的に使用される濃度換算テーブルをはじめ、お客様のアプリケーションに合わせたカスタム換算式なども登録することができます。以下に挙げる濃度スケールを一例として紹介しています。日本国内でもJISをはじめ、その他の規格に合わせたスケールをご用意しております。

  • エタノール濃度(水中)又はエタノール純度
  • エタノール AOAC,NBS,NTS
  • 国税庁アルコール度数、日本酒度、重ボーメ度
  • ビール AE Alcohol, AE Plato, AE SG
  • ワイン AD Alcohol, AD SG, AE Brix
  • アセトン 濃度又は純度
  • エチレングリコール液
  • メタノール
  • 原油、燃料、潤滑油 API規格上記はほんの一例です。
  • その他、お客様のアプリケーションに合わせてカスタマイズいたします。お問合せください。